こんにちは^^
詩人きゅうりでございます。
今回は私も使っているオススメメーカー&プリンターをご紹介いたします。
デザイン関係の方へ特にオススメしたいのですが、Adobe系のソフトを使っている方全員に是非検討して欲しいプリンターでもあります。
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目次
OKIデータのプリンターをオススメする理由
私はOKIデータ(以下OKI)のC841dnという型のプリンターを2018年11月に購入しました。
価格は税込129,800円。いろいろなサイトを見回って最安値からさらに安く購入することができラッキーでした。
現在は旧製品ということもあり購入価格についてはあくまで参考程度に考えてください。
欲しかったから買ったんだけど数ヶ月後に新型がリリースされるなんて知らなかった、、、、、っていうオチには触れたくない(´-`).。oO(電化製品あるあるだよなぁ。。。)
最大7年の無償保証!
OKIのプリンターはなんと最大7年(機種によっては5年保証)もの無償保証が付きます!
購入日から起算して7年以内の故障なら対応してくれます。パソコンを始めとして電気製品は1年以内の保証が多くて短い期間に故障してしまうと修理代が結構な負担になっちゃうんですよね。
例えば3年以内で故障した時とか、減価償却も微妙だったり新しく買い直すのは出費がキツくて泣く泣く多額の修理費や出張費を払うハメになったりします。25万の新品買うんだったら5万円でいけるとこまで修理を繰り返して使うみたいな。
しかしOKIのプリンターなら安心。メーカー保証規定に基(もと)づいたサービスにはなりますがユーザーにとってはメチャクチャ心強いシステムですよね!
これは口コミなんかを調べていただいても出てくると思うのですが、OKIのメンテナンス担当の方は良い人が多い印象です。(新プリンターはまだ故障経験がありませんので経験無いですが)
「お客様登録」というのが必要になるので購入したら忘れずに登録しておきましょう。私は購入日にしておきました。
最大7年のメンテナンス品無償提供!
機種によりますがメンテナンス品も最大7年の無償提供が付きます!
定着器ユニットなどが対象となります。交換寿命を迎えていることなどの条件は必要ですが、メンテナンス品って本当に重要なんですよね。
経験談から言いますと、おそらく交換寿命を迎えている定着器ユニットが消耗していて紙の吸着が弱くなって困ったことがあります。
うまく紙にインクが乗らずに擦れて印刷されてしまいメンテナンスの方を何度も呼ぶハメになってしまいました。勤めていた会社のプリンターで保守に入っていたのでメンテナンスの方を呼ぶ出張費・故障作業費は不要だったのですが、部品交換にはお金がいるってシステム。定着器周りの汚れを取ったり等の作業をするとマシな状態になるのでなんとかプリントアウトできるみたいな状態でした。
こういった定着器、ベルト、ローラーが保守契約無しに交換してもらえるのは凄いです!(リース契約・保守契約した上で部品交換は無料だった機種もありました)
「お客様登録」というのが必要になるので購入したら忘れずに登録しておきましょう。
PostScript対応機種含めリーズナブルな価格
Adobe系のソフトを使っている上でプリンターを選ぶなら、PostScript(以下PS)対応機種であるかどうかが最大の選択肢にもなりえると思います。
これはそもそも「Illustrator」や「Photoshop」などAdobe系のソフトがPS対応機種プリンター以外は動作対象としていないことがあります。ややこしいのがPS非対応のインクジェットプリンター・レーザープリンターでも出力できちゃうことがあること。プンタードライバーによっても対応可否が分かれると思います。
ただしPS非対応だとプリントそのものが出来なかったり、データ通りの出力結果が得られない可能性があります。
私はOKIに電話して他のことを確認した際にPS対応機種についても聞いてみました。
回答は「Adobe系を使われるのであれば、PS対応機種でないと難しいかと思われます」といった内容です。
PS非対応だと定価から割引で6万程度のモデルがあったのですが諦めました。さすがに出力が出来ないデータを全部画像化して出力テストするとか毎回毎回することは非現実的だからです。
以上のことからもAdobe系のソフトを利用するのであれば最初からPS対応機種プリンターを選んだ方が良いと思います。
ピンキリの世界なので機種やメーカー信頼度によっても違うと思うのですが、OKIのプリンターは他社に比べてもリーズナブルだと思います。
例えば2019年末現在の比較対象として富士ゼロックスの「DocuPrint C3360」や「DocuPrint C3450 d II」があり本体価格だけ見ると178,000円・249,000円なのですが、PostScript3はオプションとなっておりますので、95,000円の「ソフトウエアキット」が必要となりそうです。
対してOKIのC844dnwは本体価格248,000円でPostScriptをもともと搭載しております。
仕様や製品品質などが違いますので価格だけの比較はできませんし好みによっても変わるかと思いますが、単純な標準価格だけ考えればOKIがリーズナブルかと感じます。
さらにアマゾンや楽天で購入する際もPostScript対応の有無、オプション追加が可能かなどのチェックも必須になりそうですので、あくまで本記事を参考程度に見て他社製品を購入される場合は注意深く製品情報をご確認くださいね。
富士ゼロックスやキャノンも勤務先で利用してきた経験があるので、部分部分での優位性の違いなどを感じて好きなメーカーさんではありますが、小ロット用プリントサーバー無しであれば価格面でもOKIプリンターをイチオシしたいです。
印刷は多機能で高品質
勤務先では数百万円のプリンター(各オプション込み)を利用してきましたが、私の所有しているのは2012年モデルなのですが十分高品質だと感じています。(もちろん最新機種の方が良いのだとは思います)
標準的に利用を見込むプリントであれば、普通紙・厚紙・ハガキ・封筒・カスタムサイズなどにも対応しています。
出力速度・読み込み速度についても気になるほどではなく、個人的には十分高速だと感じています。
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他の注意点・付記
年間印刷部数やランニングコスト
私は基本的にメールでPDFを送って内容確認が多くなっていて自分で印刷シミレーションとして使うことが多いため、ランニングコストについてはシビアに考慮しませんでした。(もちろんメーカー発表値やトナー・ドラムを購入する際の相場は調べました)
カタログの制作物が多く確認用プリントアウトを大量に必要とする方は購入前に絶対ランニングコストを考慮しておくべきと思います。
基本的に他社と比べてOKIが高いとは思いませんが、各状況条件によって変わってくると思います。
A3ノビ紙の対応
デザイナーにとってA4版を取り扱うことは多いと思うのですが、カタログを見開きで出力したい場合A3ノビ紙が大変便利ですね。
会社にあるプリンターにはA3ノビ紙が使えて当たり前って感覚があったりしますが、A3ノビ紙の対応非対応で価格がとんでもなく変わってきます。
私は片面B4で出力して、どうしてもA3ノビ紙として必要になった場合は出力センター(ショップ)を利用する方がコストダウンになるのでA3ノビ紙非対応のモデルを購入しました。
割引が狙える各ショッピングサイトでノビ紙タイプのモデルがあまり見つけられなかったことも理由にあります。
やはりノビ紙が必要な絶対的な需要は限られてしまうので、ネットで探して購入・・・・・となると難しい部分も感じました。
ただし、卸売関係の企業などから購入できる方であればOKIのA3ノビ紙対応モデルは十分検討の価値があると思います。
用紙トレイ
標準の本体には用紙トレイが1つだったりします。
オプションの本体下に付く追加用紙台をつけるかどうかも検討材料ですね。
私は一番頻度の高いA4をカセットに入れて、手差しトレイでB5、B4、A3、厚紙を印刷しています。
本体カセットで用紙を入れ替える場合は、横幅のバーを変えてトレイに付いているダイヤルを変えないといけないのがかなり面倒です。各用紙を頻繁にそれぞれ使う方はオプションがついているタイプを購入する方が良いかも知れません。
もしくは最初に本体だけで使用感を試して、必要と考えてからオプション追加購入する方が後悔が無いかも。普通にアマゾン等のショッピングサイトで売ってたりします。ただし欲しいモデルのオプションはすべてショッピングサイトなどで購入できるかチェック必須です。
色目について
以前の印象も、現在使っているモデルも同じ感想なのですが黒色が弱いように感じます。若干浅めの柔らかい印刷仕上がりといった言葉になるでしょうか。
他社プリンターで黒ベタベタみたいな仕上がりの製品もありますが、それと比べたとしたら一見グレー調に見えないことは無いかも知れません。
もし事前に印刷仕上がりを確認したい場合は、メーカーさんに連絡をして印刷カラー見本の送付が可能か確認するのもひとつの手段だと思います。(ショッピングサイトの口コミでは、かなり以前のカキコミですがチャートかプリント見本を送付してもらえた方の記述を拝見しました。)
基本的にクライアントや私用でプリントアウトして差し上げるものについては「キレイ」という評価が多いです。まぁ相手は素人の方ですし、あらかじめオンデマンド出力見本(レーザー)と本機印刷(オフセット)は違うことを説明していますので大きく問題になったことはありません。
また、かなり複雑なパスが多数混在するイラストを多用した絵柄も一応大きく転ぶことなく色は出ています。
データとオフセットとレーザーの色目の違いについては一生付きまといますね我々ww
逆にWEB案件が多くて打ち合わせ用に利用するのであれば、OKIプリンターの色目は上品な印象も強いように思うので適しているかもしれないです。
インターフェース等の確認
有線・無線LANやUSB等のインタフェースは必ず確認すべきです。
いくら本体が良くても利用環境に合ってないと不便で仕方ないです。
ローカルネットワークを構築しているなら当然そちらとの接続環境に問題が無いか確認するようにしてください。
設置について
私の購入した旧型C841dnだと消耗品無しで本体約32kgです。
階段を登って運び設置したのですが大人2人でやっとでした。
女性1人だとかなりキツイと思われます。
1人だと男でも腰がやられそうです。それ以前に持ち上がらない可能性すらあります。学生時代引越しアルバイトとかしておりましたが、洗濯機ほどではないにしてもなかなかの強敵です。
平面のみの移動なら女性2人でギリギリかもといった印象です。テストはしていません。段差が特にキツイ。
できれば男性が三人程度を持ち運ぶ手配ができれば比較的安全に運べるかも知れません。
余談になりますが、カラー複合機を大人4人がかりで運んだことがあります。下の用紙ユニット5段くらいを外して上部のみ原稿反射台付きを運んだことがあるのですが、階段で本当に命を落とすかと思うくらい重くて怖かったです。足を踏み外したら下敷きになって即入院覚悟する恐怖。それは100kg超えてたかも知れないです。
キャスターや台車で移動するのなら比較的簡単に移動できる場合もあるでしょうが、くれぐれも持ち上げて1m以上移動する場合は人数を確保するか料金を支払って設置してもらってください。
他社だと同レベルのタイプで50kgなど見受けました。素人には無理です。怪我をします。
「大人ひとり分くらい抱き上げれるしwww」という方でも運んでみると意外な大変さに驚くと思います。
そもそも移動で壊れてしまうと本末転倒です。
あと設置場所のサイズ、搬入経路の幅などもチェック必須です。本当に。
買ったはいいけど廊下通らないとかプリンターの機種(大きさ)によっては起こり得ます。
結論:総合的に「買い」だと思います
いろいろ書きましたが、個人もしくは複数人で利用、かつ印刷枚数も多くなくプリントサーバーの使用が無ければ相当な良品であると思います。(他の条件だと良品とは思いますが、最適解かどうかは検討余地があるかも知れません)
印刷枚数に関しても私の所有しているC841dnで装置寿命が60万枚、C844dnwだと100万枚ですので、十分だとは思うのですが。(C911dnであれば150万枚!高位モデルの持ちは凄い!)
もちろん、PostScriptを利用しない前提であれば、Brother(ブラザー)などでOKIより安価で売っていることもある商品は沢山あって、壊れるまで使いまわした方が効率が良い場合もあります。
それでもデザイナーにとってAdobe系のソフトは必須に近い部分もありますので、安定性の上でOKIプリンター、特に「C844dnw」モデルは良いと思います。価格面、保証面も含めて。
とりあえず自分は買って後悔がありません!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。