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インターネットを活用して誰でも無料で読書を楽しめる!
私がインターネット生活において体験した、無料で名作小説等を読める方法をご紹介したいと思います。
読書は1日6分間でもストレスを68%も軽減すると言われます。
これは英国University of Sussex(イギリス・サセックス大学)研究チームが発表したもので、ウォーキングが42%、テレビゲームは21%のストレス軽減であったのに対し、意外な結果として読書は驚異の68%にも及ぶストレス軽減が見込める結果であったそうです。
本を読む楽しみが味わえて、さらにストレス軽減が見込めるっていうんですから、読書しない手はないですね!
さて、しかしながら読書しようと思ったものの始められない理由のひとつに「本を買う」「本を用意する」ってハードルがあります。
これは、お金という現実的な負担もかかるし、「何を選んだらいいのか分からない」という人も多く出会いましたし、書店で平積み(ひらづみ:横に置いた同じ本を何冊も重ねること、売れ筋や新書などの場合が多い)の本がいいだろうと選んだら、つまらなかったり難しかったりして最初の方でやめてしまった、、、ということもあるかと思います。
本を用意するのに図書館で借りるというのが一番オススメ方法ではありますが、毎日忙しい中、図書館へ足を運ぶというのも難しいものです。また、読みたい本が借りられてしまっていたりしていると他の本をしぶしぶ借りることもしばしばです。(事前に確認するツッコミは許してくださいw てか、私自身は目当ての本があるか探したりウロウロして出会った本を借りて読むのも好きな変わり者です。。。スミマセン)
雨だと返却に行くのも大変だったりしますからね。
別案として、インターネット書籍サイトに無料登録して無料期間中に読んでしまうという方法もあります。
しかしながら、無料の期間に読める量も限られるでしょうし、夏休みの読書感想文などの一回乗り切れば良いものでない限り継続的な読書用としては難しいように思います。
広く知られていることですが本を執筆(しっぴつ:書くこと)すると著作権というものが発生します。
小説家など作家さんは本を書いて売ることで印税といわれる収入をもらいます。(印税は基本的に印刷した時点の部数で支払い義務が発生するので、売れゆき=収入というわけではありません)
本を買った人がコピーして友達に配ったりすると収入が無くなっちゃいますよね。
そこで著作権という、作品を守ってくれる権利が必要になってくるわけです。著作権は他にも、盗作という作品そのものや文章を無断で使って自分の作品として販売しちゃうことを禁止する役目などがあります。
この著作権は小説や文芸作品以外にも発生するもので、以前は作者の死後50年間権利が保障されていて、2018年末から世界的な流れに沿って70年に拡大されました。
逆にいうと、著作権が切れた作品に関してはネットも含めて誰でも利用できるようになります。そしてインターネットの世界では作品のファンであったり、小説を含む文学作品自体を愛してやまない方々によって閲覧できるテキストにまとめられておりますので是非楽しませていただきましょう。
ということでネット無料読書の世界へ一緒に参りましょうではありませんか!
無料で読めるサイト一覧
青空文庫(あおぞらぶんこ)
歴史的に有名な小説家や文筆家、思想家、またオリジナル作品を世に広めたいという方々の作品が多く公開されております。収録されている作家一例として、夏目漱石・宮沢賢治・太宰治・芥川龍之介(サイトでは芥川竜之介となっています)・江戸川乱歩などがあります。漫画コナンに興味ある方は乱歩の作品を読んでみたいといったこともありそうかなと思います。
閲覧は無料です。特に会員登録も必要ありません。
いろいろな機能があるので使いながら覚えていく面も大きいかと思いますが、基本的には作家別・作品別の五十音順で探していくことが多いと思います。
また何を読んだらいいのか分からないという方には、「資料室」という分類の中の「アクセスランキング」を確認すれば年別・月別に多く読まれている作品が分かりますので、そちらでアクセス順に見ていって興味のある作品を読んでみるといった利用も可能です。(ただし、常に最新のランキングがまとめられているわけではない場合もありますが、有志の方のおかげで作品が読めますので利用できる範囲で有意義に使用していきましょう)
そして国内の作家にとどまらず、世界の作品も収録されています。例えばドストエフスキー、グリム兄弟の編纂(へんさん)した童話などです。「罪と罰」はとても有名ですが、長すぎて読んだことありません笑 「カラマーゾフの兄弟」は映画化されたもの、日本ではオマージュされたドラマが面白かったですね。
ちなみに「青空 in Browsers」という機能を使えば縦書きで閲覧も可能ですので至れり尽くせりといった感じです。PC、スマホ、タブレットで利用可能とのことですが、私はPCのみの利用をしております。日本語はどうしても縦書き右開きの文化が根強いですからね。教科書などは横書きですから、カバーブックや文庫版の縦書きな苦手という方には通常のテキスト版をオススメいたします。
多分本気で読んだら一生かかっても読みきれない点数がありそうな気がします笑
どんどん作品も追加されていくことでしょうから、長くサイトが運営されることを願ってやみません。
コンプリート・シャーロック・ホームズ
漫画の名探偵コナンで知った方も多いと思われる、イギリスの小説家アーサー・コナン・ドイルが執筆した名探偵ホームズの小説シリーズを無料で読めるサイトです。
コナン・ドイルは19世紀後半にホームズを書き上げており、1930年に亡くなっておりますので著作権が切れています。
海外(英語)では無料でホームズが読めるサイトが多く存在するそうなのですが、日本語訳版では翻訳の著作権がごく一部でしか切れておらず、ほとんどが著作権が残っており無料でインターネット閲覧することが難しいことから、こちらのサイトでは日本語訳著作権に触れないように気をつけて原作から翻訳されているそうです。
ありがとうございます!楽しく拝読させていただいた読者のひとりです。
・・・と、学校の図書館で読んだ気がしてはいたのですが、私自身も懐かしみを覚えながらこちらのサイトでホームズを堪能させていただきました。
あなたも是非、魅惑のホームズの世界をお楽しみください!
こちらのサイトではホームズ全60作品(長編4、短編56)にも及ぶテキストと、コナン・ドイルについて、人物相関図なども掲載されてますので推理小説初心者の方でも入り込みやすい工夫がされております。
作品ごとにまとめられており、作品自体も複数の別ページに区切られていますので利用もしやすいかと思います。
神話系(ギリシャ神話・北欧神話など)
せっかくなので、無料で小説を読むところからは少し脱線しますが、逸話を読める・または分かりやすく解説しているサイト様を紹介します。
私は昔少しだけ興味があって調べたことがあり、最近ではゲームの「ゴッド・オブ・ウォー」というギリシャ神話をあつかったものがあったりして読んだりするのですが、読み進めると結構面白かったりします。小説というカテゴリーではありませんがいくつかサイト様を紹介いたします。大神ゼウスが実は女性好きの超浮気性でイタズラ神であることなど面白い発見がとても多いです。スマホゲームのパズドラなど名前だけ聞いたことのある神々についての逸話を読むことができます。
「Earl Art Gallery」内に収録ギリシャ神話ページ
Earl Art Gallery内に収録ギリシャ神話ページはコチラ!
(httpsセキュアではありませんので利用前にご承知ください)
左側のカテゴリーに「聖書の物語」というページがありますので興味ある方は合わせてどうぞご覧ください。
「神話ログ」内北欧神話
私は北欧神話が好きなのでそのページを紹介させていただきましたが、日本神話やニッチなところでケルト神話やオセアニア神話についても記載されておりますので興味ある方は合わせてどうぞご覧ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。